門弟メーリングリストから
『#Me too』に関する意見を
ご紹介します!
『#Me too』のムーブメントと
カトリーヌ・ドヌーヴについて、
説明が下手で人格を疑われるかも
しれませんが感じたことをいくつか。
カトリーヌ・ドヌーヴについて、
説明が下手で人格を疑われるかも
しれませんが感じたことをいくつか。
『#Me too』ムーブメントに対して
フランスでは『#Me too』とは別で
『#BalanceTonPorc(「あなたの豚野郎を
叩き出せ」)』というタグが使用されて
いるようで、そこでの書き込みは
一方的な罵詈雑言の嵐で建設的な議論とは
程遠いものも多く、カトリーヌ・ドヌーヴ
を含む100人の女優や作家、学者達が
『Le Monde』誌に発表した公開書簡は
そんな流れの中でのカウンターとして
出されたものという向きもあるそうです
(だからあえて挑発的な内容にしたのかも
しれませんが、それでもとても稚拙な内容に
感じたのは事実です、、、)。
フランスでは『#Me too』とは別で
『#BalanceTonPorc(「あなたの豚野郎を
叩き出せ」)』というタグが使用されて
いるようで、そこでの書き込みは
一方的な罵詈雑言の嵐で建設的な議論とは
程遠いものも多く、カトリーヌ・ドヌーヴ
を含む100人の女優や作家、学者達が
『Le Monde』誌に発表した公開書簡は
そんな流れの中でのカウンターとして
出されたものという向きもあるそうです
(だからあえて挑発的な内容にしたのかも
しれませんが、それでもとても稚拙な内容に
感じたのは事実です、、、)。
また、カトリーヌ・ドヌーヴはフランスの
放送局TMCのインタビューの中でも
「#balancetonporc にメッセージが氾濫
しているということは恐ろしいことだ。
こんなふうに話すことに意味があるのか?
気休めになるのか?何かをもたらして
くれるのか?何らかの形でこの問題を
解決できるのか?」と、ツイッター上で
暴露話や罵詈雑言を書き綴ることが根本的な
問題の解決には繋がらないと指摘しています
(この辺りは正論にも思える一方で
「不当だと思ったら裁判でも何でも
やればいいじゃない」的な
強者の論理にも聞こえた)。
放送局TMCのインタビューの中でも
「#balancetonporc にメッセージが氾濫
しているということは恐ろしいことだ。
こんなふうに話すことに意味があるのか?
気休めになるのか?何かをもたらして
くれるのか?何らかの形でこの問題を
解決できるのか?」と、ツイッター上で
暴露話や罵詈雑言を書き綴ることが根本的な
問題の解決には繋がらないと指摘しています
(この辺りは正論にも思える一方で
「不当だと思ったら裁判でも何でも
やればいいじゃない」的な
強者の論理にも聞こえた)。
結果的にカトリーヌ・ドヌーヴは
「『Le Monde』に掲載された文書によって
攻撃されたと感じた、憎むべき行為の
すべての被害者に謝罪します。
被害者に対しては謝ります」とコメントを
することになるのですが、今回の彼女の動機が
「性的被害者を侮辱するつもりはないけれど、
相乗りして匿名で汚い言葉をネット上で
巻き散らかすだけのヤツらはちょっと嫌だわ。
そんなヤツらにたとえ本人に問題があった
としても世の中に功績のあった同業者や
芸術家を一方的に侮辱されるのは
耐えられない」ということであったとしたら、
私はその部分だけは少し同情する気持ちに
なると言ったら人格を疑われるでしょうか。
「『Le Monde』に掲載された文書によって
攻撃されたと感じた、憎むべき行為の
すべての被害者に謝罪します。
被害者に対しては謝ります」とコメントを
することになるのですが、今回の彼女の動機が
「性的被害者を侮辱するつもりはないけれど、
相乗りして匿名で汚い言葉をネット上で
巻き散らかすだけのヤツらはちょっと嫌だわ。
そんなヤツらにたとえ本人に問題があった
としても世の中に功績のあった同業者や
芸術家を一方的に侮辱されるのは
耐えられない」ということであったとしたら、
私はその部分だけは少し同情する気持ちに
なると言ったら人格を疑われるでしょうか。
『#Me too』ムーブメントの考察からは
完全に逸脱してしまう話かもしれませんが、
『小林よしのりライジング』のコメント欄
でもそうなのですが、実名でリスクを
背負っている人間に対して偽名の人間たちが
ノーリスクで襲い掛かることの出来る
ネットコミュニケーションという構造に
対しての違和感を、個人的には以前から
ずっと持ち続けています
(もちろんそれは実名で性的被害を告発した
人間に対しての「どうせハニートラップだろ」
「お前も下心があったんだろ」という
書き込みも含みます)。
完全に逸脱してしまう話かもしれませんが、
『小林よしのりライジング』のコメント欄
でもそうなのですが、実名でリスクを
背負っている人間に対して偽名の人間たちが
ノーリスクで襲い掛かることの出来る
ネットコミュニケーションという構造に
対しての違和感を、個人的には以前から
ずっと持ち続けています
(もちろんそれは実名で性的被害を告発した
人間に対しての「どうせハニートラップだろ」
「お前も下心があったんだろ」という
書き込みも含みます)。
誰かを批判する時に自分の手に持つ
その石は、本当に誰かにぶつけるに値する
石なのか、石を持つその本人は誰かに
投げつけるだけに値する人間なのか。
その石は、本当に誰かにぶつけるに値する
石なのか、石を持つその本人は誰かに
投げつけるだけに値する人間なのか。
『#Me too』というムーブメントに
相乗りするように生まれた
『#BalanceTonPorc』という理念は
ただの悪ノリの印象だけを残して逆に
『#Me too』の崇高な理念を
汚すことになりはしないか。
相乗りするように生まれた
『#BalanceTonPorc』という理念は
ただの悪ノリの印象だけを残して逆に
『#Me too』の崇高な理念を
汚すことになりはしないか。
実際にフランスで生活をして、その国の
空気感までを感じたわけではありませんので、
全て邪推、憶測と言われればそれまででは
あるのですが、日本で仮に『#Me too』を
通り越して『#セクハラ豚野郎を実名告発』
みたいなハッシュタグが出来て
全国的なブームになったとしたら、
私は諸手を挙げて賛同は出来ないような
気がしています(だからといって
『男には女を口説く自由がある』という
言い回しはする気にもなりませんが)。
「在特会」のカウンターの「しばき隊」
というのも似たようなものかも
しれませんが、正義を背負ったつもり
になって悪ノリして暴走する連中が
出てくると、物事の本質が
見えなくなってうやむやにされて
行きかねないので、本当に迷惑な
話だと思います。
さあ明日21時からは、生放送
『MeToo運動について』
お見逃しなく!
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